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繊維ニュース掲載

2018年11月19日の繊維ニュースに明日から開催の PTJ ~ Premium Textile Japan ~ 出展社紹介で当社が掲載されました。

1986年11月7日新聞掲載

  業界トップのレース先進国スイスで継続的な投資と柄開発をたゆまないフォスターローナー社と溝呂木はデザインおよび技術に於けるパートナーシップを結び今年で32年。1986年11月7日の最初のパートナーシップについての掲載新聞です。フォスターローナー社は本社スイス・ザンクトガレンを拠点に 1904年創業クリスチャン・ディオールやバレンシアガなどパリコレを始め現在多くのメゾン、コレクション ブランドでオートクチュール&プレタポルテのレースを専門に提供し続けています。 Akris によるスイス・ザンクトガレンの紹介  

PTJ 19AW 展示会

PTJ ~ Premium Textile Japan 19AW www.ptjapan.com 2018.11.21 wed 22 thu 10:00 – 18:30 (last day 18:00) venue. 東京国際フォーラム ホールE <<入場無料>> 主催: 一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構 溝呂木レース ブース No. C21

レースの染色と仕上げ加工

レースの染色と仕上げ加工 各々のレース工場で生産されたレース生地は染色、整理工場へ送られてきます。工程としては、ソーピング加工をして汚れや油おとしを行ないます。ビニロン布があるものはこれを溶解し、そして必要に応じて晒加工、染色加工を行ないます。染色は指定された色見本によりビーカー (各種染料の配合データー) を取り、色合わせをします。染料は素材により反応染料、分散染料などを使用し、ビーカーで定められた配合により釜に入れレースを染めます。釜はエンブロイダリー レースを例にするとレース反にして 4-150 反位まで入る大小の異ったものがあります。染上げた生地は巾出機 (テンター) に掛けられ同時にノーホルマリンの樹脂加工が施されます。

レースの見分け方

レースの裏表の見分け方 エンブロイダリー レース Embroidery Lace 布地の上に模様がのっているためいちばん見分けやすく思われがちですが、実はいちばん間違い易いレースです。それは優秀な技術のため裏面でも糸が流れたりせず、表裏がほとんど同じように見えるからです。でも良く見ると刺した糸が平らにかかっているのが見えます。これが表面です。   リバー レース Leavers lace 細い糸でできているリバーレースは、手にとって見たり、白いレースや布地の上で見ると、慣れた人でもその表裏を間違いやすいものです。いちばん良い見方は、色のついた布地か紙の上に置き、模様の花とか葉のアウトラインの細いアクセントになっている糸が表面に浮いて見える方が表です。裏面の模様はアクセントの糸がありませんからボヤけて見えます。   ラッセル レース Raschel Lace 編みレースですから、網目の表裏をよく見てみましょう。また、柄糸の走り方もリバー レース同様アクセントになる糸が表面に浮いて見えます。   ケミカル レース Guipure Lace ケミカル レースはエンブロイダリー レースの一種ですが、このレースも形によって、分かりにくいもののひとつでしょう。まず一目みて、なんとなく光沢が冴え図柄がはっきり浮き出ている方が表面です。さらに仔細に点検すると糸目が平行に走っています。裏面では少しづつ隣の糸と交叉しざらついた感じです。  

レースの種類

レースの種類 = レースの機械による区分 = エンブロイダリー レース Embroidery Lace エンブロイダリー レースは、生地にエンブロイダリー レース機によって刺繍加工を施したものであり、刺繍レースとも呼ばれています。このレースには生地がそのまま残ったもの、孔のあいたもの、生地が完全に溶解されて刺繍糸だけが残ったもの (ケミカル レース) があり、レースの中でもっとも広範囲に使用されています。   リバー レース Leavers lace リバー レースは糸の撚り合わせ組織です。まずジャカードと呼ばれるパンチカードを作成し、このジャカードが機械の頭脳となり、その命令で糸は正確に左右に働き、デザイン通りのレースが作られます。ビームに整経された約 10,000 本以上の柄糸や芯糸が、それぞれのボビン糸に絡み合ってレース組織を作ります。   ラッセル レース Raschel Lace ラッセル レースはリバー レースに類似した製品ですが、ラッセル レース機は経編機の一種で、柄模様は編み組織からできています。同じ糸レースでも撚り合わせ組織のリバー レースとはまったく異なったものです。柄駆動方式として、ジャカード カード方式とチェーン ドラム方式があります。   トーション レース Torchon Lace トーション レースは手芸製レースによく類似しており、中世ヨーロッパの王侯貴族が使用していた手芸レースを機械化したものがこのトーション レースで、古い歴史をもった機械です。製法は組紐機と同様に、左回りのボビンと右回りのボビンを 8 の字型に回転させ、各々に巻かれた糸を交錯させながらジャカード装置によって柄を作り出す細巾の組みレース機です。

レースの歴史

レースの歴史 レースという言葉は、もちろん英語の LACE からきたものですが、その語源はラテン語のラク (LAQUEUE) から転じたとも言われています。ラクとは 「わな」 とか 「輪索」 の意味でレースが漁獲や狩猟に使う網にその形状が似ていることから、この様に呼ばれるようになったのでしょうか。 レースの歴史をたどれば、紀元前の狩猟時代にまでさかのぼります。中世の手工業時代にレースは王侯貴族のもので庶民がレースを使うことを禁じた時代もあり、織物の 「王様」 の名にもふさわしいものです。14 世紀末から 16 世紀始めにかけて、白地白糸刺繍はさまざまに発展し、16 世紀初頭、麻地に刺繍した刺繍レースは、より透けるものが求められるようになりました。 そしてほんとうのレースが生まれたのは 1540 年頃といわれています。それ以降これらのレースは、ベルギーのフランドル、イタリアのヴェネチア、フランスのアランソン、シャンティ等で発展してきました。その後、18 世紀に始まった産業革命を契機にレースの機械化が進み、経編機からボビンネット機が発明され、 1813 年にはジョン ・ リバーによって今日のレースの原型となっているリバー レース機が誕生しました。エンブロイダリー レース機もそれからわずか 20 年後に発明されています。 わが国の機械レース工業は、大正時代末期に始まりました。きものの時代から洋服の時代となり、とくに第二次世界大戦の衣生活の変化は活発なレースの需要を喚起しました。今やわが国は世界でも有数のレース産業国となっています。また、年々輸出入も盛んになりエンブロイダリー レース、ラッセル レースの輸出、リバー レースの輸入などレースの国際交流も大きく行なわれております。 ‘Lace World: レースの世界’ 引用

「ほぼ日手帳マガジン」掲載

ほぼ日手帳マガジン レースの世界 「Flower Lace」に使われている、レースのこと。 掲載されました。

JITAC 19AW 展示会

  JITAC ~ European Textile Fair 19AW www.jitac.jp 2018.10.16 tues 17 wed 18 thu 10:00 – 18:00 (last day 16:30) venue. ベルサール渋谷ガーデン 主催: 一般社団法人 日本輸入繊維代理店協会 溝呂木レース ブース No. E-06

リバーレースについて

Leavers Lace リバー レースについて ~ 200年の時を越えて、なお愛されるレース ~ リバーレースは、16世紀に始まりヨーロッパで流行したハンドメイドのレースが、イギリスの18世紀産業革命を経て、機械化され一般に浸透したレースです。極細の糸を10,000~20,000本程使用し、色々な模様に撚り合わせて編むことにより、繊細で優美な表現の豊かな柄が特徴的です。手工レースの原理を応用することによって、経糸に複雑に絡み合い立体感に溢れるデリケートな模様が生まれ、モチーフに柔らかみのある最もハンドメイドに近いと言われている機械レースです。数ある異なるレースの種類の中で最も繊細で気品に満ちており、現在では製造できない貴重で伝統あるリバーレースの機械本体は、世界でも限られたメーカーのみが保有し、継承される高度な生産技術と熟練の技から生まれるリバーレースは大変希少価値の高い芸術品であり、機械レースの中でも最高級レースとされています。 王侯貴族が愛した華麗な装飾品としての優雅さは時代を越えて今に受け継ぎ、その洗練された美しい最高峰の織編で仕上げられたリバーレースは本物の気品、その深みと豊かさを愛してやまないエレガンスを極めた多くのオートクチュールメゾンの熱い支持を受け、現代のミューズたちを魅了しています。また、プレタポルテ、高級ランジェリーやブライダル (ウェディング ドレス) に多く使われています。 リバーレース機 ジョン・リバー John Levers が、イギリス ノッティンガムにて、イギリス人 ジョン・ヒースコートによって 1808年に発明されたプレーンのネットを生産するボビンネット機 (別名 Old Loughborough machine オールド ラフバラー機) を基に 1813年に開発したレース機。1823 年頃まではは 60インチのビームに毎分80回転のシンプルなネットが中心に生産されました。この機械に徐々に改良が加えられた中で、1837年にはジャカード システムが取り込まれ、ライナーの役割を果たす太めの糸が取り込めるようになったり、複雑な柄を作れるようになり、よりハンドメイドに近くなります。 機械レース産業は多くの富をイギリスにもたらし、この産業を独占するため政府はリバーレース機の輸出を固く禁じます。しかし、1816年にドーバー海峡を越えてフランスに機械が持ち込まれてから、1987年を最後にリバーレース機の製造は終わっており、現在では世界に現存する約700台の機械のうち80%をフランスが所有しています。 リバーレース機の構造 120インチ (300cm) の機械1台でおよそ 17トンの重さ、40000のパーツと12000~50000本の糸を設置することができます。巾は基本的に 9インチ (2.3cm) の倍数間隔で設定でき、単数の基本単位である web (ウェブ) は、1/4 ヤードとされています。 6m の鉄製で10トンを超える機械はもう生産されていません。当時のものをメンテナンスすることにより200年越えた今でも使い続けています。30~50デニールの細い糸で1台に設置される5000本もの前後に動く銅製のボビンとジャカードと呼ばれるパンチカードによって動作するバーにガイドされて左右に走る経糸が撚られます。ビームに整経された 10,000 本以上の柄糸や芯糸が、それぞれのボビン糸に絡み合って複雑な構造になっています。 リバーレースで使用される糸 元々は絹糸 (シルク) や綿糸のみが使われていましたが、1950年代に開発された人工糸が取り入れられたり、1980年代の始めにはインナー用に主に使われるストレッチ糸が導入されたりしました。 リバーレースの加工 リバーレースにさらに高級感を出すため、様々な加工がされることがあります。コード加工で柄をより柄を引き立たせたり、普通糸や特別な糸で刺繍加工をする他、ラメ糸を使用したり、フロッキー、スパンコール、カレンダー、樹脂加工などが施されています。 リバーレースの歴史 20世紀始め、リバーレースはハンドメイドからその精度の高さから機械生産のものが主流となります。オートクチュールの誕生と共に、レースがファッションに高く評価され頻繁に取り入れられるようになりました。1920年代やマシーンレースの黄金期となる30年代は特にこの傾向が強くなります。そして1950年代や60年頃になるとディオール、シャネル、バレンシアガ、カルダン、ランバン、バルマン、ジバンシィ、サンローラン、バレンティーノ、ニナ・リッチなどのトップ デザイナーによってカクテル ドレス、イブニング ドレス、ウェディング ドレスが作られるようになります。1960年代にプレタポルテ コレクションが誕生するとより多くの人に広がるようになります。 主な輸入 (舶来) リバーレース産地 フランス北部 イギリス アメリカ リバーレースの種類 リバー レースの中でもさらに下記の特別なタイプのカテゴリーに分けられるものもあります。