レースの染色と仕上げ加工

レースの染色と仕上げ加工

各々のレース工場で生産されたレース生地は染色、整理工場へ送られてきます。工程としては、ソーピング加工をして汚れや油おとしを行ないます。ビニロン布があるものはこれを溶解し、そして必要に応じて晒加工、染色加工を行ないます。染色は指定された色見本によりビーカー (各種染料の配合データー) を取り、色合わせをします。染料は素材により反応染料、分散染料などを使用し、ビーカーで定められた配合により釜に入れレースを染めます。釜はエンブロイダリー レースを例にするとレース反にして 4-150 反位まで入る大小の異ったものがあります。染上げた生地は巾出機 (テンター) に掛けられ同時にノーホルマリンの樹脂加工が施されます。